Pi Zero Easy IoT

安価で簡単に IoT を始めよう! - Raspberry Pi Zero によるプログラミングレス IoT 環境データ収集

使用機材情報

本ワークショップに必要な機材と購入先をまとめています。

標準的な一式は安く購入できれば合計 18000 円くらい (送料別) です:

機材 価格
OMRON 環境センサー 2JCIE-BU01 13500 円
Raspberry Pi Zero WH 1814 円
オフィシャル Pi Zero ケース 648 円
microSD カード 16GB 400〜 円
microSD カードリーダー 100〜 円
USB 電源 AC アダプタ 500〜 円
micro USB ケーブル 100〜 円
micro USB - USB-A 変換アダプタ 100〜 円

Raspberry Pi Zero 基本セット

まずは計測データを取得し、WiFi 経由でインターネットに送信するボードと電源・ケーブルなどが必要です。

注意: "Pi Zero WH Official Simple Kit" というボード本体・ケースの他に USB 変換ケーブルと mini HDMI 変換アダプターが同梱されているセットが 3000 円程度で販売されているが、USB 変換ケーブルの出来が非常に悪く、OMRON 環境センサーを刺したらほぼ確実にピンが曲がり壊れるため使わないこと。最悪、Raspberry Pi Zero 本体やセンサーが故障します。


OMRON 環境センサー利用時

企業でも利用できる環境センサーとしては OMRON のものが比較的安価でしっかりしているのでオススメ (本ワークショップでメインに採用)


その他のセンサー利用時

扱うセンサー毎にコードを書いて対応する必要があるが、OMRON のセンサーで対応できない情報も安価に取得可能。企業で利用する場合には設置時の防塵対策などの安定性も考えて利用可能か要検討。


ディスプレイ (画面表示) 利用時

小型の Raspberry Pi 向けディスプレイを繋いでブラウザをフル画面表示すれば現在のセンサーの値を表示しつつ、背景色の変化で通知が可能。インストール方法は Web Agent のドキュメント を参照してください。

ディスプレイとそれを接続するためのケーブル一式に追加で必要な機材:

機材 価格 (最低限の機材の参考値)
HDMI ディスプレイ 2660 円
HDMI - HDMI mini ケーブル 130 円
合計 2880 円

HDMI ディスプレイ

3.5 インチ 480x320 が多くある。音声出力端子があるとスピーカーに出力可能。SPI 接続ディスプレイなどもあるがリフレッシュレートが低いとかドライバのセットアップが必要とか、音声出力端子がないとかいったデメリットもあるため HDMI ディスプレイがオススメ。画面上で何か操作したいなら 5.0inch 800x480 以上のサイズのものが便利。

HDMI - HDMI mini ケーブル

Raspberry Pi Zero の場合、HDMI mini 端子なので、HDMI - HDMI mini ケーブルが必要。HDMI - HDMI mini 変換アダプターと HDMI - HDMI ケーブルのセットでも代替可能。L 字ケーブル類は隣の端子と干渉することが多いので要注意


スピーカー (音声読み上げ) 利用時

アクティブスピーカー、HDMI ディスプレイ (または、音声出力可能な USB デバイス)を接続すれば、現在のセンサーの値を音声で読み上げることが可能。インストール方法は Speech Agent のドキュメント を参照してください。

スピーカーとそれを接続するためのケーブル一式に追加で必要な機材:

機材 価格 (最低限の機材の参考値)
ダイソー USB ミニスピーカー 330 円
電源二股ケーブル 141 円
合計 471 円

USB 給電式スピーカー

USB 電源二股ケーブルまたは USB ハブ

Raspberry Pi Zero からは USB 出力が一つしか無く、OMRON 環境センサーと USB スピーカーの両方に給電するには必要。乾電池式のスピーカーの場合は不要。モバイルバッテリー、USB ハブ、給電分岐ケーブルでも代替可能。

オーディオ端子付き HDMI VGA 変換ケーブル

多くの場合、HDMI ディスプレイにオーディオ出力端子があるので、その場合不要。あるいは、 USB オーディオ変換アダプタで代替可能。