Pi Zero Easy IoT

安価で簡単に IoT を始めよう! - Raspberry Pi Zero によるプログラミングレス IoT 環境データ収集

環境センサをカスタマイズする

環境センサの設定

オムロン環境センサはBluetooth経由でCharacteristicを変更することで様々なカスタマイズを行うことができる

方法について詳しくはユーザマニュアルを参照。本ドキュメントで説明するカスタマイズはユーザマニュアルP38に記載がある

以降に登場する0x0000といったバイト値はビッグエンディアンで表記されており、設定する時はリトルエンディアンに読み替える必要がある

2JCIE-BU01に接続する

プロファイルにアクセスするには、BLE Scanner for Android等を用いると便利

以下ではBLE Scanerを用いた変更方法を記載する

BLE Scannerを起動する。2JCIE-BU01はデフォルトでRbtという名前になっている。RbtCONNECTボタンをタップする

データタイプを変更する

Characteristics UUID 0x5115の下位1バイトがアドバタイジングモードの設定である。デフォルトは0x01本プログラムではモード0x010x02に対応している。各モードのデータ構成はユーザマニュアルP59以降の3. BLE Advertising packetの章を参照

BLE ScannerでCUSTOM SERVICE の中からUUIDの先頭が AB705110になっているものを探す

その下のCUSTOM CHARACTERISTICの先頭がAB705115になっているものを探す

WボタンをタップしてセレクトボックスからByte Arrayを選択し、その下のテキストボックスにA00002と入力してOKボタンをタップする

アドバタイジングの送信間隔を変更する

Characteristics UUID 0x5115の上位2バイトがアドバタイジングの送信間隔である。デフォルトは0x00A0で、100msとなっている。仕様は以下(ユーザーマニュアルP38に記載)

BLE ScannerでCUSTOM SERVICE の中からUUIDの先頭が AB705110になっているものを探す

その下のCUStOM CHARACTERISTICの先頭がAB705115になっているものを探す

例えば約5秒間隔に変更するには、WボタンをタップしてセレクトボックスからByte Arrayを選択し、その下のテキストボックスに002001と入力してOKボタンをタップする